楽しかった！PTA大型紙芝居『くれよんのくろくん』上演

7月19日(水)、PTAボランティアの方々が夏休み前のお楽しみにと、全園児に大型紙芝居を上演してくださいました。

　子ども達が大好きな絵本「くれよんのくろくん」(なかやみわ作・絵：童心社)をモチーフにした、大きな紙芝居と主人公のクレヨンやシャープペンのお兄さんに扮したお母さん方が登場すると、子ども達の目はキラキラまん丸に！ピアノとフルートのステキなアンサンブルに合わせて、優しい歌声や効果音担当の方々が物語を盛り上げてくれる中、子ども達は絵本から飛び出したクレヨン達の世界に引き込まれたようにゆったりと見入っていました。

　たった２回の練習で仕上げたとは思えないほどのお母さん方の演技力と掛け合い、お話の紙芝居をめくるタイミング、ＢＧＭを含めた一体感には、先生達もびっくり。真正面で感動を味わった子ども達は、「楽しかったー！！」と笑顔でたくさんの拍手を送っていました。

園の代表として年長さくらぐみさんは、お礼にお母さん方に心を込めた♪園の歌♪をプレゼントしてくれました。

実はこの大型紙芝居、現在2年生になる卒園児保護者の方々が制作してくださったものの、コロナ禍の影響により上演を見送られてきたものでした。今年５月、やっと様々な規制が緩和されたことにより、ボランティア登録をもとにＰＴＡ役員さんが声をかけてくださり、制作に携わってくださった卒園児保護者のご協力を得て、この日を迎えることができたのでした。

コロナ禍で止まっていた時計が少しずつ動き始めたことを感じます。

　たくさんの保護者ボランティアの方々が思いをつないでくださった『くれよんのくろくん』は、きっと子ども達の心の中に残ってくれることでしょう。ステキな時間と空間を創り出してくださったことに、心より感謝いたします。