第３回　いちごぐみ（６月７日）

　未就園児親子を対象に、園の紹介と地域貢献を目的として開催しているいちごぐみ。コロナ禍の影響により、ここ数年は保育時間外に行ってきましたが、今回久しぶりに園児のいる時間帯に実施をしました。「今日は『いちごぐみさん』が来るんだね！」「いつ来るの？」と、小さいお友達が来てくれることを朝から楽しみにしている子ども達がたくさんいました。

　数日前に「案内係」をお願いした年長さくらぐみの子ども達は、はりきって玄関前でお出迎えをしてくれました。「こっちだよ～」「どうぞ！」と小さい子の手を引いたり、背中にそっと手を添えたりしながら遊戯室まで優しく連れて行ってくれました。中には、「お荷物は机の上にどうぞ～」とお母さん方にアナウンスをする子もいました。遊び始める前には、グループで相談して作った「幼稚園の地図」を一人一人に手渡して、お別れの前に「園の歌」を歌ってくれるなど、大活躍でした。

　いちごぐみのお友達が遊び始めると、年少さんや年中さんの子ども達も興味津々！１歳下のお友達を見て「かわいいね」とつぶやく子、「私はもう４歳だからね！」と遊び方を教えてあげる子、「どうぞ！使っていいよ」と遊具を譲ってあげる子など、幼稚園の子ども達がいつもよりちょっぴり背伸びをしながら、小さなお友達を見守る姿に頼もしさを感じました。

　幼稚園のお友達も小さなお友達も、今回の「いちごぐみ」での出会いが、あたたかな経験として心に残ってくれるといいな…と思いました。