アクセスマップ

令和4年度 公開研究会を開催しました。

 12月3日(土)「しなやかに伸びていく子どもを育む保育」という研究主題のもと、白梅学園大学名誉教授の無藤 隆先生を講師にお招きし、公開研究会を開催しました。 

 今回は、感染症の拡大によりやむなく当初の予定を変更しました。研究会当日の参加方法を会場への参集とオンライン参加から選べるハイフレックス型研究会とし、当日の参加が難しい方は、後日の動画配信でご覧いただける形にしました。感染症対策で保育の公開は見合わせることとなりましたが、多くの先生方にご参加いただき、オンラインのチャットも含めて、活発な意見交換がなされました。

 第1部は、「本園の研究主題を基にした保育事例の検討会」とし、本園の研究概要と事例を発表した上で、事例に見られる子どものしなやかな伸びや、保育に求められることについて、参加の先生方と協議の時間を持ちました。最後に、本園が提案した考察を踏まえ、講師の無藤隆先生より子どもの姿の捉えや「非認知」を含めた保育のあり方について、丁寧なご指導とご助言をいただきました。

 第2部は、「幼児教育の基盤としての学びから小学校を見通す:非認知能力とメタ認知を中心に」という演題のもと、無藤 隆先生にご講演いただきました。無藤先生からは「乳幼児期の遊びや学び」「小学校教育とのつながり」「非認知能力」「自覚的な学び」といった視点から示唆に富んだ貴重なお話をたくさんいただき、多くの学びを得られた講演会となりました。